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2004.07.12
小泉内閣に友人としてあえて苦言! パート35
景気回復は小泉首相の手柄じゃない
私が参議院議員選挙に投票しなかった理由


第20回参院通常選挙が11日投開票された。年金改革のあり方とイラクに派遣された自衛隊の多国籍軍参加問題が大きな争点だった。また小泉首相が3年間の構造改革路線の実績を問う選挙ということで、景気回復を自らの手柄として叫んでいた見苦しい選挙だった。
日本国民のほとんどが小泉首相に景気を良くしてもらったなんて思っていない。各企業の血のにじむようなリストラと株高による資産効果で得た経済指標の好転は経済人の成果であって政治家の成果では無いのだ。自民党は51の目標議席に届かなかった。もともと低すぎるこの目標さえクリアできなかった理由はなんだろうか?私の周りには自民党費を長年払っている生粋の自民党員が大勢いるが、なんと自民党費を払いながら民主党に投票した人間が少なくなかったのだ。彼らは自民党候補の特に老人候補を支持したくないと言う。私は、こんな話を告白する現役自民党員に大きなショックを受けたわけだが気持ちは大いに理解できる。私自身、現在の自民党には失望している、かといって民主党に投票する気も全く無い。私が事前に予想した北朝鮮ネタまで持ち出し、女子プロレスラーやスキーメダリストを候補者に並べた選挙は低俗の極みだ。小泉首相は参院選で示された民意を謙虚に受け止めることなく、どこまでも自分に人気が残っていると勘違いしたままだろう。小泉降ろしのその日まで彼が居座ることは国益に大きく反しているのだ。

躍進した民主党にも大きな問題がある。
候補者が酷すぎる、若けりゃいいってもんじゃないだろう。とにかく地元で評判の悪い若造が立候補しまくっている、民主党はそんなに人材難なのか?と思ってしまう。若造候補者は政策など持ち合わせてはいないので「若さで頑張ります。」と叫ぶだけだ。昨日まで遊び歩いていた人間に投票したいなんて思うのは余程のおっちょこちょいだけだろう。大体民主党そのものに政策がない。年金制度の一元化や、年金目的消費税創設にも言及したが、税率など、抜本改革にかかわる具体論は無い。自衛隊の多国籍軍参加問題は参加反対、既派遣の自衛隊もイラクからの撤退というが、それに代わって、民主党はどうするのか。具体的で説得力のある提案が必要なのだ。
二大政党の一翼として政権をとる気があるとは全く思えない、今後責任ある政策の提示を求める。

両党の候補者に言えることだが政治家になるのであればその為の勉強が必要だ。しかし実際は勉強どころか言葉遣い・服装など社会人としての基本さえ心得ていない。知名度のみに頼ったあまりに低レベルな候補者を前に私は不本意ながら今回の投票を棄権したのだ。
日本は、選挙で政治が変えられない不幸な国となってしまった。
しかし私は日本を愛している、経済人として力を尽くすと同時に政治に意見を続けていきたい。


2004年7月12日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎


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