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2005.02.08
JALの相手はANAなどではない
世界のトップエアラインへ駆け上がれ!

2月7日、JAL新町社長とJALインターナショナル羽根田社長がやって来た。
実は羽根田社長と私は30年来の旧知だ、彼が経営の中枢を担っていることで私の信頼感は高まっている。

先日JALは、持ち株会社の日本航空と、傘下で国際線と貨物事業を統括する日本航空インターナショナル、国内線の日本航空ジャパンを平成18年度中に合併させると発表した。兼子CEOは記者会見で「合併により、外部環境の変化にすぐ対応できる強固な企業体を目指したい」と語った。私は最初からJALによるJASの完全吸収合併で国際線と国内線を一体的に運用することで経営の効率化を計れと言っていた。いまさら合併と言われても当たり前だとしか言いようが無い。

新町社長は「環境激変の中で統合を成功させる為には完全合併を急ぐ必要があると考え決断いたしました。暫しお時間を頂戴したいと思っております」と説明した。7年同じことを言っている一体何年待てばよいのか?私は諭すように言った「完全合併の方向性に異論は無い、しかしJALとANAの株価に今現在79円もの差があるということは市場がJALの経営を評価していないということだ。かつてJALの株価がANA株を大きく上回っていた時代から何が変わったのか?経営環境はANAもまったく同じだ、つまり変わったのは経営者だけなのだ。ANA株は山元社長昇格のニュースから8%超の上昇をみせているのに対しJAL株は新町社長就任から3%超の下落だ。
株価に一喜一憂しないなどと言ってはばからない経営者がいるが、それが大変な思い違いであることを正確に理解しているのか?」
新町社長は神妙な表情で答えた「市場の評価をないがしろにするつもりなど毛頭ございません。欧州発行のJALCB(転換社債)の転換価格440円クリアは経営上のコミットメントであると明言しております。そして3月上旬の中期経営計画はJAL復活を投資家にイメージしてもらえるものになります」

市場にJALの本当の価値を知らしめることができると断言した新町社長はJALの復活を約して帰っていったのだ。
私はこれまで新町社長を全面的に信じてきた。これからもその気持ちを持ちつづけたいと思っている。彼は私の期待を裏切らないはずだ、万が一裏切った場合は即社長交代を要求するつもりだ。
JALの相手はANAなどではない
世界のトップエアラインへ駆け上がれ!



2005年2月8日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎


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