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2005.02.16
ライブドア堀江くんの下品な顔は見たくない
ケンカのやり方を知らなすぎる

ライブドアの堀江くんが引き起こしている一連の騒動にはあきれている。
日本にも本格的なM&A時代が訪れていることは間違いないことだが、これをその代表と言ったら日本は世界の笑いものになってしまうだろう。
いびつなCBで資金調達、TOB規制をすり抜け株式を取得、TVでは下品な顔でハッタリ大会だ。世界の洗練されたM&Aからは程遠いし何よりも既存の株主に何ら利益をもたらしていない。
特にこの特約条項付きのCB(転換社債)はとんでもない代物だ。引き受けたリーマン・ブラザーズは市場より10%低い有利な株価で転換できる、また株価が下落すればその転換価格は157円まで引き下げることが可能なのだ。さらに堀江くんが保有するライブドア株をリーマン・ブラザーズに貸し出すと言う条項まである。
誰が聞いたってリーマンが有利な転換のためにライブドア株のカラ売りに使うと考えるだろう。案の定ライブドア株は思惑的な売りを招き既存株主の利益を大きく損なっている。社長自ら何をやっているのだ?
逆に株に転換されなければCBは単なる800億円の借金だ。このようなエクイティファイナンスは株式時価総額の15%が限界と言われているのに、この金額はライブドア時価総額2400億円の30%をかるく超えている。もっとはっきり言えばこの2400億円の時価総額自体もイカサマなので異常と言うより他は無い。

かつて私が若いとき、フジサンケイグループの鹿内氏が経営参加を打診してきたことがあったが丁重にお断りした。私自身、マスコミは社会の公器であるので極限まで営利を追求する経営者には向かないと考えていたからだ。また財界の諸先輩も若い私に活躍のフィールドがマスコミでは稼げないぞとアドバイスしてくれたものだ。堀江くんは、自らを律することもできなければ適切なアドバイスをしてくれる先輩もいなかったということなのだろう。
私も世間を騒がすケンカは何戦もしてきたが、確実に着地点までもっていき勝利をおさめてきた。逆に着地が見えないケンカはしなかったのだ。堀江くんのケンカは着地点が無いし見苦しく吠えるので、ケンカ下手の最たるものと言えよう。ケンカの資金を外資が用立てている点も国益に反する。そしてなによりニッポン放送が一体いくらに見えるのか?ということだ。彼の付けた値段は頭がおかしいとしか言いようが無い。またマスコミもこの頭のおかしい若者をおだてるのはやめろ、それこそ買収する価値の無いマスコミになってしまうぞ。
これ以上けが人を出してはいけない、堀江くんは私の著書「ケンカ哲学」をすぐに読み勉強をするのだ。
このままでは堀江くん自身が大けがをすることになることを忠告しておく。
もしどうしてもダボラを吹きながら生きていきたいのであれば自分自身の金だけで勝手にやれ。



2005年2月16日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎


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