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2005.03.15
ホリエモンの不誠実
村上ファンドの不誠実
本日発売の「週刊スパ」に私の記事が載っているが、先般の宣言どおりこれが私の最後のマスコミ対応になる。
この「週刊スパ」はフジサンケイグループの雑誌だが私は、フジサンケイグループにもホリエモンにも肩入れするつもりはないので、遠慮なく意見を言わせてもらった。ますます騒動は大きくなるが、ここに来て株主の権利や利益ってことに関心が高まってきたことはとても良い事だと思っている。
しかしニッポン放送の株主・ニッポン放送株をフジテレビに売った東京電力の株主などがクローズアップされてもライブドアの株主の話は聞かない。ホリエモンが2004年7月1日にプロ野球近鉄買収の会見を開いたときにライブドア株は1,020円だった、それからホリエモンがテレビで馬鹿面を晒せば晒すほど株価は下がっていった。今日の大引値はなんと335円だライブドアの株主こそ怒らなければいけないだろう。株主代表訴訟を起こすなら被告ホリエモンなのだ。
皮肉なことに今日本で一番M&Aをされにくい会社はライブドアだ。中身の無いこの会社についている値段は今でも2000億円を超えている。ライブドアをM&Aしようとするおっちょこちょいはどこにもいないだろう。
そして村上くんの不誠実にも苦言を呈したい。
これまで、M&Aコンサルティングの村上くんはニッポン放送株18.57%を継続保有しているかのような態度で騒動のキーマンを装っていた。「取締役が株主を選ぶのではない。経営陣が好まない株主に保有されたくないのであれば、公開しなければいい」と吠えてもいた。言っていることは正しいがとうとう化けの皮が剥がれたのだ。本日、村上世彰氏率いるM&Aコンサルティングが関東財務局に大量保有報告書を提出した、村上ファンドは現在ニッポン放送株を3.44%に当たる1,127,800株を保有しているだけだという。
何の事は無い最初の段階で6,090,000株のうち大半の4,962,200株を売っていたのだ。
通常5%以上の大量保有者は保有比率が1%以上変動するたびに5営業日以内の変更報告をしなければならない。しかし投資顧問会社や金融機関の場合は翌月の15日までに報告すれば良いという「特例報告」が認められているのだ。
平たく言えば、この制度を悪用したわけだ。
特例報告が認められている機関投資家は自らの売買についてマスコミで思わせぶりな言動などするはずがない。特例報告は村上くんのような輩をまったく想定していなかったのだ。制度の不備もお粗末だが、ことごとく不誠実な輩に利用されまくる様は見ていられない。村上くんが人様のお金を預かる運用者であることは承知している、極限まで利益を追求する必要があるだろう。しかし日本の国益という観点からすれば東京株式市場の公正を担うことを忘れてはいけないのだ。また村上くんを信奉しているホリエモンが真似をするから今後は慎んでくれ。私に対して盆暮れの挨拶をかかさない村上くんだがこれだけははっきり言っておく。
私はフジサンケイグループ・ホリエモン・村上くん、誰の味方でもない。
私は日本の味方なのだ、国益に違う者には誰であろう意見させてもらう。
2005年3月15日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎
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