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2005.03.25
ソフトバンクが白馬の騎士?
本気でフジテレビを助ける気なのだろうか

ニッポン放送、フジテレビとソフトバンクグループの投資会社ソフトバンク・インベストメント(SBI)の3社は、ニッポン放送が保有するフジテレビ株(発行済み株式の13.88%)をすべてSBIに約5年間貸株することで合意し、SBIがフジテレビの筆頭株主になったと発表した。
これによってニッポン放送のフジテレビに対する議決権はなくなる。
ホリエモンはどんな状況でも毎回「想定の範囲内」と強がっているが、フジテレビとの事業提携や買収を仕掛ける足場を失えば「想定の範囲内」とは言えないだろう。
フジテレビの日枝会長は臨時の社員集会で「最善策を練っているので心配しないでほしい。今まで以上に職務に励んでほしい」と自信マンマンだったそうだ。

しかし本当にソフトバンクを白馬の騎士と思っているのなら、見当違いも甚だしい。
もう忘れたのか?ソフトバンクは「あおぞら銀行」を外資サーベラスに売り払った国賊会社だ。しかも公的資金をたっぷり入れてもらっておきながら売却益として500億円も抜いている、当時日本国民は本当におとなしいと驚いたものだ。
ソフトバンクと他企業の提携はもっと酷い、東京電力との合弁会社スピードネットはとっくに解散し、大阪証券取引所とのナスダックジャパンは活動停止とお粗末極まりない。
とにかくフジテレビは焦っていた、藁をもつかむ思いで動いてしまったのだ。

SBIの北尾吉孝CEOは記者会見で「ライブドアのやり方は、他人の家に土足で上がり込んで『仲良くしようや』と言っているよう」とホリエモンの手法を厳しく批判していたが、笑わせるなと言いたい。
他人の家に土足で外国人と一緒に上がりこんで、金目のものを外国人と山分けするソフトバンクがよく言えたものだ。
フジテレビは浮かれている場合ではない。むしろ相手がおっちょこちょいのホリエモンであったほうが良かったと言える。
ソフトバンクは相手の都合など全く考えない、それどころか国益に反することもいとわずだ。いずれソフトバンクは意思表示し主導権を取りにくるだろう。仕掛けづくりはホリエモンと比較にならない、どこかで短期的な利益を取りにくる、決してお人よしのパートナーでないのだ。
会社は自分で守らなければ守ったことにはならない、他人に会社を守ってもらうということ自体幻想だということを知ってほしい。



2005年3月25日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎


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