2005.04.25
小泉内閣に友人としてあえて苦言!パート40
あまりにもだらしの無い民主党
民主党議員の辞職に伴う衆院の統一補欠選挙は宮城2区、福岡2区ともに自民党が制した。 今度の補選を、次期衆院選での政権交代に向けたステップとして、総力戦を展開した民主党にとってはあまりにも深刻な結果だ。なんて民主党はだらしが無いのだ。小泉内閣に苦言を呈するこのコーナーで民主党を叱らなければならないところに日本政治のレベルの低さがある。
民主党は補選に極端に弱い、小泉政権発足後の補選の戦績は、これで3勝17敗。注目の福岡2区では、小泉首相の盟友・山崎拓首相補佐官が返り咲きを果たしたわけだが、民主党にとって福岡の敗戦は非常に痛い。小泉政権に打撃を与えるためにも、山崎氏の立つ福岡での勝利は譲れないものだったはずだ。
民主党は過去の国政選挙で、無党派層の多い都市部で比較的優位な戦いを進めた。今回の補選も福岡市、仙台市という都市部での選挙だったにもかかわらずなぜ負けたのか?
補選の原因が宮城は選挙違反、福岡は学歴詐称と、いずれも民主党側にあったわけだがこれが重要な敗因では無い。投票率が伸びず、期待した無党派層を投票行動に駆り立てることができなかったというのも違う。
原因は民主党が与党自民党の敵という立場にさえなっていないことにあると思う。
民主党は「小泉政治を問う」と言いながら郵政民営化問題では自民党内の対立に全く付け込めなかった。対中国、韓国など外交も民主党ならどう行き詰まりを打開するのか、全く分からなかった。自民党は争点の明確化を避けて選挙に勝つことに成功しているのだから民主党が積極的に突き抜けた対立点をアピールしなければ勝負にならなかったのだ。
公明党の選挙協力があればこそという構図は相変わらずだが、勝った小泉首相は「信任を得た」と郵政問題について強気の政権運営に出るだろう。
しかし小泉首相が、やりたくてしょうがない郵政民営化への国民の関心は、各種世論調査をみても非常に低い。
郵政より、年金や景気対策の優先を求める声が圧倒的に多いのわけだが、郵政民営化は重要な景気対策の一つだということを理解してほしい。
ネガティブな印象を付けずに月内決定することが国益になると大いにアピールすべきだ。
郵政民営化とペイオフで日本の預貯金730兆円が動き出せば東京株式市場の浮揚に貢献する。セコセコ既得権益を守る闘い等どうでもよいのだ、政策が株価にプラスなるチャンスを逃してはいけない。
2005年4月25日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎