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2005.05.18
JAL新町CEOが約した
安全な運航 安全な経営

5月17日JAL新町CEOと世良取締役が経営報告のためイトヤマタワーにやって来た。
「この度の、安全にかかわる一連の事例につきまして、お客様・株主にご心配ご迷惑をお掛けしました事を心より深くお詫び申し上げます。」
新町CEOは深々と頭を下げた、この姿は最近のTVで何度も何度も見たものだ。
「叩かれて弱っている者をこれ以上叩くつもりはない。しかし運航の安全は航空会社の命だ、この問題を現場の乗務員や整備士だけのものにしてはならない責任はJAL全体とりわけ新町CEOにあることを忘れないでくれ。」私は諭すように言った。
「肝に銘じます。ヒューマンファクターで発生するトラブルを防ぐために現場と経営の距離を縮める努力を始めております。現場の問題点は直接私宛にメールで送ってほしいと伝えたところ毎日20〜30通届くようになりました。私は1時間早く出社して必ずメールに返信し優先順位の高いものから順次対処しています。JAL全体の安全意識の徹底は私の使命と心得ております。」
世間が持ってしまった安全神話への疑いを払拭するには極めて地味な仕事の積み重ねしかない。新町CEOの早朝出社に期待する。

「株主は運航の安全性と同様、経営の安全性を心配している。非効率で時価総額の小さい企業は即M&Aの対象になるだろう。以前から言っているが新町CEOはJALをお買い得品のままにしておいてはならない。
私のJAL保有株数は関係者等も含めると1億株を超えた。しかし1億株の応援をもってしても敵対的買収を防ぐことが難しい。とにかくJALの時価総額は安すぎる、航空法で外国人持株比率制限があるうちにJALの株式価値を極限まで大きくするのだ。
最近の傾向として株式価値の増大および企業防衛に、配当政策が大きく影響を与え始めている。
JALは今度の総会で4円配当を決議するが株主への還元がまだ不十分だ。昔の額面で言えば最低1割配当(5円配当)があって然るべきだろう。
株主に適正なリターンをもたらすことができなければCEOは解任するしかない。」私は多くのJAL株主の思いを率直に伝えた。
「JALは燃料ケロシンの高騰など外的要因に翻弄されており、期待する評価を市場から頂けて無いことは事実です。しかし私は兼子前CEOからJAL時価総額1兆円の目標を確かに引き継いでおります。配当政策も含めあらゆる方策を用い株式価値の増大を実現させてまいります。」
とうとう兼子前CEOには成し得なかった時価総額1兆円は新町CEOが成し遂げてくれるだろう。

ところで、妙な話を聞いた。
以前このHPに「くだらない社内抗争にエネルギーを費やしている人間は即刻クビだ!」と書いた。なんと私が新町CEOに依頼されて書いたというのだ、あきれてものが言えない。
この日本で私ほど、何のしがらみもなく自由に発言している人間はいないだろう。特にJALに関して私が誰かの味方であるわけが無い、下衆の勘繰りに付き合っても仕方ないと思うが全く情けない。
我々株主が持つJALへの思いはもっと高いところにあるのだ。

JALの株価は奇しくもライブドアと同じ300円でもみ合っている。ホリエモンと新町CEOの顔が同じで良い筈がない。
さあJAL新町CEOよ あなた自身が安全な運航と安全な経営を約したのだ。
JALに搭乗してくれるお客様とJALに資金を投入する投資家の期待に背いてはならない、信頼の翼を取り戻せ!



2005年5月18日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎



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