本日、私は63歳の誕生日を迎えた。
63歳ともなれば、一線から退いてもよいと考えていたが、新しいビジネスが次々と持ち込まれ、それにアグレッシブに応えているうちに退くに退けない状況となってしまった。
ならば私利私欲を捨て、愛する日本のためとなる仕事を積極的に展開していこうと気持ちを固めた。国益に適う仕事なら新しいパワーも溢れてくるというものだ。
これまで私は愛する日本のために走ってきた、これからもそれに変わりはないだろう。生涯を通してとことん日本を愛したいのだ。
その日本に生きる現代日本人に、国についての考え方を問うてみたい。
日本人は「あなたにとって国とは何か?」と聞かれた途端「過激な国家主義者」と身構える者が非常に多い。
世界中を見回してもこのような勘違い国民が多数を占める国など無い。
外国人は皆、自国の風土・文化・歴史・偉人に愛着や敬意をもっている愛国者であることが普通なのだ。
私はビジネスで世界中を飛び回り色々な人と言葉を交わす。ある国の若いビジネスマンは「山河と遠い祖先が私達を守ってくれているのです」と言い、とても良い仕事をしてくれた。
お互いにナショナルなものをしっかり持っているから、私は相手を理解できるし相手も私を理解し歓迎してくれる。
そういう言う意味で、自虐的な国家論をボソボソ語る政治家とナショナルなものを持っていないのに靖国参拝をしたがる小泉首相は同じくらいレベルが低い。
良好な国際社会を構築できる真の愛国者を、ビジネスと教育の分野で育てることが私の仕事であり、日本の国益に適うと信じている。
今夕、私のために湘南工科大学総長就任と63歳のバースデーパーティーを催してくれるという。還暦時のパーティーを最後に派手なものは遠慮してきているのだが、新しい友人も増え皆が趣向を凝らし年々盛大なものとなってしまう。人の縁とはありがたいものだと素直に感謝したい。
昨今の日本は、政治においては景気対策・外交政策の不手際、経済においては上場企業の談合や粉飾・ベンチャー企業の暴走など確かに誇りを持つことが難しい状況かもしれない。
だから老兵は静かに去ったりしない、まだまだ日本に貢献するつもりだ。
糸山英太郎は、命ある限り愛国の思いを燃やしつづける。
2005年6月4日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎