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2005.10.04
JALの時価総額を1兆円にする!パート3
村上ファンドが出てきたらどうするの?


東京株式市場は活況を呈している。
日経平均は13,000円を大きく上回り、出来高は連日30億株を超えている、今年5月の安値からは実に22%超の上昇となっているのだ。
東京証券取引所はあまりの大商いにシステムが耐え切れなくなり、システム増強の前倒しを検討し始めたくらいだ。

実際、私が投資を行っている企業群は、株主に大きなリターンを供している。
トヨタ・三菱重工・三菱UFJなどは日経平均の上昇率を更に上回り36%〜57%の上昇となっているのだ。
日本の景気回復を確信した外国人投資家の銘柄選別は徹底していた。
ベンチャー系のグロース株には目もくれず、私がたっぷり持っているバリュー株を猛烈に買ってきたのだ。彼らの投資判断は正しいと褒めておこう。

そんな中、唯一JALの株価だけが5月の安値とほとんど変わっていない。
その為にJAL株は300円で買うと株主優待を含めた実質利回りはなんと3%〜4%という他の銘柄には見られない好利回りとなっているのだ。
日本の誇るナショナルフラッグキャリアが内外の投資家からここまで評価されていないとは一体どういうことなのか。
確かに、テロ・原油高など非常に難しい局面ではあるがこのような困難はJALに限ったことではない。
私がトヨタの買いを宣言したとき株価は大底、アナリストは「世界生産の拡大に伴いロジスティクスが伸びきったトヨタに大きな成長は見込めない」と言っていた。三菱重工も橋梁談合や三菱自動車の経営問題で揺れていたし、三菱UFJに至っては金融破綻、金融再編の真っ只中で金融に一番必要な信用を失っていたのだ。

逆境のなかで力を発揮できる会社と経営者に投資をするのが私のやり方だ。
日本の空・世界の空というインフラを持つJALの経営資源は非常に魅力的なのだ。原油高も恐れるに足らず、サーチャージ(燃油特別付加運賃)の引き上げなど料金の改定が柔軟にできる構造を理解してほしい。
アナリストの理路整然と曲がるリポートに耳を貸すつもりはない、JALという会社への投資は正しい。
新町敏行社長が如何にしてこの局面を乗り切り株主にリターンを供するのか?私はどうしても見たいのだ。

村上ファンドの村上くんはわずか1,000億円で阪神株の38%を買占めたが、JALもこのままでは2,000億円で33%の買占めが可能なのだ。時価総額1兆円必達の理由がここにもある。
時価総額増大のためには、新町社長がやるべきことはリストラの断行と同時に社員のモチベーション高く保ち積極的な営業を展開することに他ならない。
私がJAL株について200億円の含み損を抱えていながら売却することなく、新町社長を信任していることを忘れないでくれ。


2005年10月4日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎



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