昨年7月15日、糸山政経塾第四講義で私は100名の塾生を前に東京株式市場への買い出動を指示した。
それから半年、日経平均は14,845円から17,507円へ18%超上昇し、同時に私が保有を明かした10銘柄のうち9銘柄は特に上昇したのだ。
私は、日本を代表する企業が割安に放置されていることを説明し国益の為にも買うべきだと喝破した。
新興企業銘柄に首まで浸かった投資家には難しい投資スタイルの変更であっただろうが結果をみれば納得するしかないのではないか。
| 三菱重工 |
466円→ |
596円 |
+27.90% |
| トヨタ |
5720 円→ |
8150 円 |
+42.48 % |
| 新日鉄 |
443 円→ |
692 円 |
+56.21 % |
| 野村HD |
2020 円→ |
2380 円 |
+17.82 % |
| テレビ東京 |
3600 円→ |
5550 円 |
+54.17 % |
これらの結果に対する感謝と今後のアドバイスを求める電話やメールが非常に多いので、このHP上でまとめてコメントしたい。
日経平均上昇率を遥かに凌駕する銘柄を持った塾生諸君は大いに利益を獲得できる。売ってナンボ、本来は二割上昇で利益確定が基本だ、明日からの通常国会で何がおこるかわからないので一旦売却を勧める。
私が10年保有しているJALは経営者の交代を繰り返し、現社長 西松遥氏がやっと私のリストラ案を実行に移し始めた。
途端にJAL株価は昨年安値197円から急騰し253円と28.4%の上昇となっている。
テレビ東京も市場にそのような期待があるのだろう、私が買い始めてから2倍超の株価となってしまった。
半年前から買い進め2割に迫ろうとしているが、私が狙っている株数はもっと上だ。期末には相当数の議決権行使が可能な株数となるだろう。
JAL同様株式価値向上の長い戦いに打ち込む。
買い進む過程で株主数が激減し上場基準に触れかねない、買った人は十分儲かっただろう他の銘柄同様一旦売却を勧める。
私は、長期的に株式価値向上を決めた企業については、買ったらそう簡単には売らない、安定株主としてその企業に関わっていくことを志向している。
株主として経営者に厳しく問題を指摘し改善を求める、経験上長年馴れ合い続けてきた企業ほどトップの意識を変えるだけで劇的な変化を示現するのだ。
日本一厳しい安定株主である私を擁した企業の株式価値は向上する。
私は、自ら変われない経営者を株主の力で変えていくことこそ日本の資本主義経済を守ることに他ならないと考えている。
2007年1月24日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎