福田康夫首相が衆参両院の本会議で所信表明演説を行なった。
演説の冒頭で、「自民党総裁選の実施に伴い、国会運営にご迷惑をおかけしたことをおわびし、今後誠実な国会対応に努める」と謝罪したが謝って済まないほど国益を毀損してしまった。
安倍晋三前首相突然の辞任表明以来、非常にみっともない停止状態だった国会が約3週間ぶりに帰ってくる。
安倍晋三前首相よりはマシな福田康夫首相だが、政治と金の問題ではやはり時間を無駄にしようとしている。
政治と金の問題について色々議論されているが、私に言わせればすべて無駄だ。政治には金がかかることは与野党全く変わりは無い、まずこの事実を認識してほしい。
政治とは政治家だけがやっているのではない、日本国民全員がやっていることなのだ。
その国民生活の中にお金による無数の付き合いが存在していることを否定する者はいないだろう。
冠婚葬祭は言うまでも無く、何かを頼むその御礼をするなど誰もがお金を使う。
たくさんの仕事をしようとする政治家ほど、そんな国民生活の外で生きることなどできないのだ。
ある野党の大物議員が私に「今選挙は困る、金庫が空っぽだからです」と言っていたが本音だろう。
永田町の常識は国民には理解できないかもしれないが、オモテの金だけで選挙をし、オモテの金だけで議員活動をしている仙人のような議員がいるなら教えてほしい。
永田町に20年以上いた私に言わせればウラの金を問題にせずにオモテの金の領収書を一円からとかナントか・・・滑稽極まりない。
私が言いたいことは、そのようなことで与野党刺しあって血を流す時間が無駄だということだ。
国会議員は真の国益を考えなければならない。
そのような些末な問題には目もくれず必要な法律を一つでも多くあげることが国会議員の仕事なのだ。
与野党全ての議員に言っておく。
2007年10月1日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎