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2007.11.20
日経平均15,000円割れの本質
政局混迷の大罪(旧田中派の防衛族)

日経平均が15,000円を割り込んでいる。
年初17,353円でスタートした2007年相場だったが、ここまで酷い年末を迎えるとは誰も予想しなかったことだろう。
大発会に544兆円あった東証一部の時価総額は現在459兆円と実に85兆円も吹き飛ばしてしまった計算だ。
日経平均2万円、時価総額630兆円が今年の必達ラインであったことを考えればその差は尋常でない、まともな年越しは期待できない状況なのだ。

原因について原油高・円高・サブプライムローンなど外部要因ばかりが取り沙汰されるが、事の本質はこのような経済変動に対処できない日本政治の弱さにあると思っている。
東証の60%を外国人投資家が占めているが、私の海外の友人は口を揃えて政局混迷を日本株売りの理由にしているのだ。

安倍前首相は語るに値せず、福田首相の経済オンチにも本当に失望した。
東証時価総額が85兆円も毀損されている最中、経済閣僚から市場に対するコメントが一切無い、日銀総裁まで涼しい顔とはどういうことだ。
日本経済の危機に消費税や証券優遇税制廃止の議論をしていることがいかに愚かなことであるか全く気付いていない。
日経平均を25,000円まで戻せばこんな議論なしで十分な税収が確保できよう。
景気を失速させ経済を縮小させながら税の徴収に血道を上げる者は国賊以外の何者でもない。

散々非難された大連合であるが、経済のことを考えれば必要であった。
いっそのこともっと進めてガラガラポンの政界再編でまともな政治勢力を結集し経済施策を遂行することが国益だと思う、ねじれで一番損失を被っているのは国民なのだ。
私自身政治家であったので政治にある程度時間がかかることは承知しているが、あまりにも時間がかかりすぎる。
何も決められない中途半端な2大政党など必要無しだ。

経済人が必死に積み上げている日本経済を、これ以上鈍い政治家が崩すことを許さない。
選挙をやりたくない国会議員ばかりのようだが、何も出来ないのであればすぐに選挙を戦え!国民の本当の望みが聞こえてくるだろう。

防衛利権に群がる国会議員が槍玉にあがっているが旧田中派防衛族の行動など珍しくも無い、かつての領袖故金丸信先生が草葉の陰で嘆いているだけだ。
国会の妨げになるほどオーバーランした者は潔く政治的にも刑事的にも責任をとって退場するべきだ。
政局混迷の大罪は急いで償え!


2007年11月20日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎



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