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2008.6.5
66歳の誕生日を迎えて
真のコーポレートガバナンス(企業統治)

6月4日、私は66歳の誕生日を迎えた。
現在様々な役職から退いている私はお花やプレゼントの辞退を申し上げたのだが、全国から多くの友人が駆けつけ誕生日会を催してくれた。
私を大いに驚かせてくれた多くの友人たちに感謝したい。

毎年、私の誕生日は株主総会シーズン前にやってくる、出席者の多くは大口投資家であるためにコーポレートガバナンス(企業統治)が必ず話題となるのが恒例だ。
企業の意思決定方法や株主の利益を最大化させる経営のチェック体制など活発な意見が交わされる。
ここ数年、企業と株主の関係が劇的に変わってきたことをこのような機会に強く感じる。

アデランス株主総会における経営陣再任案の否決については皆当然の流れと受けとめていた。
翻ってテレビ東京に目を向ければ株主提出議案の受け取り拒否など言語道断、最新のコーポレートガバナンスに逆行する経営者というのが皆の認識だ。
議案を拒否しても3%以上の株主には臨時株主総会の招集請求が可能なので大株主の意向を封じることなどできるはずが無いのだ。
テレビ東京直近の業績が予定よりさらに遅れていると伝わってきている、業績下方修正で株価が下落した場合その責任を経営者以外の誰がとるというのだろうか?
菅谷会長・島田社長には正しいコーポレートガバナンスに則りその責任をとってもらう。真っ当な考えを持つ投資家共通の思いだ。

JALの経営努力がマスコミで一定の評価を受けている。
西松社長は壮絶なリストラと精力的な営業を実行した、さらに大株主へは誠実な経営報告で良好な関係構築に努力しているので私も全く評価していないわけではない。
しかし議決権行使書を渡すか否かについては別問題だ、私が無配であるJAL経営陣に甘い評価を下すことは無い。

頑ななテレビ東京、回復途上のJALについて私は厳し過ぎるだろうか?
原油高騰・穀物高騰・米国新大統領の誕生・日本政治家の無力によって日本の国力は脆弱なものとなっていく。
私は日本の力とは日本企業の力だと思っている、日本を代表する企業経営者に正しいプロ意識を持たせたいのだ。
スティールパートナーズとの決定的な違いは私が日本を愛する日本人であることだ。
愛する日本に真のコーポレートガバナンスが必要だ。


2008年6月5日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎



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