テレビ東京及びJALの株主総会が終わった。
例によって私自身は出席していないが議決権行使書を渡さないことで意思表示をしている。
株主総会の中身については各方面から続々と報告が入ってくる。
まずテレビ東京株主総会だが、株主からはテレビ東京ブロードバンド特別損失・業績下方修正・株価低迷・株主優待・役職員の給与水準など様々な質問が飛んだそうだ。
その回答は「申し訳ない」「今後努力する」というものばかりであり出席株主を満足させるものではなかった。
そして私の代理人が菅谷会長に主要株主である私との関係改善についての質問をした。株主との友好関係を望むとしながら「株主平等の原則」を持ち出して大株主に特別に挨拶することは無いと言い切ったそうだ。
株主の平等とはA氏の一株とB氏の一株は平等であるという意味だ、使い方が間違っている。
一方、株主提案権・株主総会召集請求権・帳簿閲覧権など単独株主は持たない株主権は、一定割合以上の株式を保有する株主のみが行使できる特別なものだ。
株式数に応じて影響力の異なる株主が存在することに疑う余地など無い。
ましてや主要株主の短期売買利益返還に快く応じているのだから、私が特別な株主であることに説明はいらないだろう。
テレビ東京をコーポレートガバナンスに問題がある企業にしてしまった菅谷会長には失望した、経営者を辞めるべきだ。今後彼に会うことは無い。
武道館で開催されたJAL株主総会はなんと3728人の株主が詰め掛けたそうだ。
燃油機材調達・カルテル・役員のJAL持株数・広告費などたくさんの質問が飛んだそうだが、何人もの株主があえて重複する同じ質問をしたという。
それは「無配当とは何事か?」というものだったそうだ、当然だと思う。
私は無配経営者には議決権行使書を渡さないと明言しているが、多くの株主も同じ気持ちでいることがこういうときに確認できる。
西松社長は今期なんとしてでも配当しなければならない、三年連続無配であったなら潔く経営者を辞めるべきだ。
しかしこんなテレビ東京・JALでも、株主総会では出席議決権数は定足数を満たしその過半数が賛意を表している。
現状を肯定する株主は真の株主とは言えない。
サラリーマン経営者のやりたい放題に正義の株主が屈するようなことがあっていいのだろうか?
日本企業は日本国力の源泉だ、このままであってはいけない。
2008年6月25日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎