マスコミから袋叩きにあっている中山成彬国交相が辞任した。
成田空港ゴネ得・単一民族発言については私も理解に苦しむが、日教組解体発言についてはなんら間違ったことを言っていないと思う。
確かに、就任早々の閣僚が所管外の発言をするほど緊急性は無かったが、教育問題について国民の関心を引くことには成功している。
彼の人となりは知らないが大臣をわずか五日で辞めるなんて流石の私でもちょっと惜しいと思う、気骨のある行動だと評価したい。
私は湘南工科大学の総長だが、かつて一部先鋭的な教員との戦いに長い時間を費やした経験がある。
もちろん多くの教員は子供たちに知識と愛情を注ぐべく高い志を持ちその理想を追い続けているのだが、一部不心得者がその時間の多くを給料・ボーナスを少しでも多く獲得することに血道を上げた。
彼らは十分な報酬いやむしろ高い報酬を得ていながら非常に浅ましい行為に出たのだ、私は教育者として彼らを諭すことに努力したが叶わなかった。
そんな姿を子供たちに見られても恥ずかしいと思わない彼らに、私は大いに失望したものだ。
教育という国の根幹をなすものについて語るとき日教組問題は避けて通れないはずなのにある種のタブーが存在する。
大分での教員採用汚職事件が発覚したときに多くの国民はピーンときたと思うが、マスコミの扱いは極めて慎重であった。
地域によるが、教員を目指す学生ならこの手の話は常識なはずだ。自分の親が日教組幹部ではないことで進路を諦めるなんて昔の中国かと言いたい。
現代日本にこのようなおぞましいものが存在していることを直視しなければならない。
教員という子供たちに直接関わる者が、校内で過激な政治活動を展開するなど言語道断である。
子供たちは学んでいる学校の中で、国歌不斉唱・不起立など奇異な行動をとる大人を見せ付けられ驚き戸惑っている。
私は立場上そんな子供たちと話す機会があるが、いくら丁寧に説明をしても子供たちから困惑の表情は消えないのだ。
ストライキなどは明らかな地方公務員法違反である、どの面下げて子供たちにルールを守りなさいと教えるのだと言いたい。
世界中を見てもこのような教員を野放しにしている国は珍しい。
日本の教育を守るために日本人は今こそ立ち上がるべきだ。
2008年9月29日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎