12月20日(土)「糸山政経塾」の第九講義が行われた。
2003年もあとわずかとなったこの日「激動の一年を振り返る、来年は日本の命運を決する年になる」と題し糸山塾長の講義が始まった。
「なぜ米軍はサダム・フセインの命をその場で取らなかったのか?」塾長の挑発的な問い掛けからスタートだ。「米国のブッシュ大統領の再選のために世界中の生命や財産が浪費されていく現状を許すことができない」この HP でも塾長は自衛隊のイラク派遣には反対の立場を鮮明にしている。
もちろん同じ派遣反対でも、巷のえせ平和主義者とは発言の趣旨が全く違うことは塾生が一番よく知っているはずだ。
そしてテロの根本的な解決には 世界のイスラム教過激派活動家で最も重要な資金支援者であるオサマ・ビン・ラディンの拘束しかないと断言した。
総額 3 億ドルと言われる資金を減らすどころか逆にニューヨーク・ロンドン・東京市場で運用し増やしているビン・ラディンは 市場のビッグプレイヤーである塾長からもよく見えるらしい。
どんな組織も資金源をつぶさなければ殲滅は永久に不可能だ。テロとの戦いとはオサマ・ビン・ラディンの資金を絶つことに他ならないのだ。
来年は危機管理(クライシス・マネージメント)の年と塾長は言う。何が起こってもおかしくない。テロ、戦争、金融危機、難病、食料危機、ネット障害、大地震、大停電など天災人災を問わず2004年は不測の事態に備えよと塾生に呼びかけたのだ。塾生は危機管理をキーワードに勝ち組を目指すだろう。

森田 実氏による講義 |
ゲスト講師は政治評論家の森田実氏だ。「時代を斬る−2大政党時代の小泉政権これから3年の展望」と題し激動の政局を見通してもらった。
過日の選挙では鮮明ではなかったものの大きな2大政党時代の波が来ている、来年7月の選挙ではこれが爆発する可能性がおおいにあると宣言した。
資本主義の原則である国民の富への欲望を認めない小泉首相も、選挙のために公明党と組んだ自民党も間違っている。かつての日本人が激動期に持っていたエネルギーを現代人も持って欲しいと訴えた。

謝 縄武学長による特別講義 |
そして今回は海外特別研修でお世話になった上海交通大学の謝縄武学長が来日中ということで特別講義をお願いした。中国のエネルギー問題を軸に中国の経済成長について非常に高度な情報をもたらしてくれた。
日本の景気回復についても来日の印象から楽観的な見通しを持つことができたと言う。そして2020年の中国の GDP は現在の4倍に達すると具体的かつ力強い言葉で締めくくられた。

塾の忘年会にて謝学長と糸山塾長 |
その後の糸山政経塾忘年会では謝縄武学長、森田実氏を囲んで激動の2003年そして激動になるであろう2004年について大いに語り合い、杯を酌み交わしたのだ。2003年果敢に戦いつづけた糸山政経塾塾生のつかの間の休息となった。
糸山政経塾は来年も走りつづける。
1月8日には2004年新春賀詞交換会を開催する、そして1月17日には糸山政経塾第十講義開催だが年の始めということで塾生一人一人に新年の抱負を語ってもらいたいと思っている。
尚、現在糸山政経塾キャンセル待ちリストに20人がウエイティングとなっている。
ついては最近欠席が目立つ10人の塾生については自主的な退塾をお願いしたい。本当に勉強をしたいと意欲をもっている人間に席を譲ってほしいのだ。