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2004.01.19

糸山政経塾第十講義
塾長の夢、塾生達の夢

1月17日(土)「糸山政経塾」の第十講義が行われた。
2004年のスタートをホールインワンで飾った糸山塾長は満面の笑みで壇上に立った。「幸先がいい、私のホールインワンは日本経済の吉兆だろう。塾生諸君、今年は大いに攻めてほしい。」塾長の景気の良い話から講義は始まった。

しかし自衛隊イラク派遣に話が及ぶと塾長は一転厳しい表情で言い放った。
「日本は間違っている。自衛隊はイラクではなく、地震で甚大な被害が出ているイランに派遣すべきだ。」そして「日本の自衛隊は世界でも極めて稀な相手を積極的に殺してはいけない軍隊なのだ、その代りに高度な災害救助能力を持っている。世界への貢献も適材適所が肝要なのだ。」更に日本政府は世界の中で日本の持つべきプライオリティを全く理解していないと言う。塾長はイラク・イランを含めた産油国の原油埋蔵量ランキングを示し、各産油国との外交バランスの悪さを説明した。

経済面ではアジア全体の外貨準備高の急増と為替について塾長の見解が披露された。「アジアの外貨準備高の急増は日本・台湾・韓国が輸出企業の競争力維持のためにドル買い介入を続けていることが理由だ。しかし外貨準備の大半は米国債で運用されているので、日本・台湾・韓国が米国の財政赤字を穴埋めしているというイビツな状態なのだ。もしアジア各国が介入をやめれば更にドル安が進み米国債も急落と最悪のシナリオが待っている。つまりは米国経済が信頼を取り戻すまで介入を続け自然に円安ドル高に反転させることが各国の国益に適う。そして糸山ファンドはこのチャンスを逃さない、円高がオーバーシュートしたと判断したときは果敢にドル買いにでる。」具体的な為替相場戦略まで飛び出し会場はどよめいた。
株式相場についても糸山塾長保有10銘柄に動きがでた。JAL・三菱重工・トヨタ・ソニー・野村HD・三菱東京FG・キャノンの7銘柄はそのままにNTT・東京電力・りそなHDの3銘柄を一時除外、武田・花王・アイコムを新規保有としたのだ。この銘柄入替えについての塾長のコメントは塾生の耳に強く残ったはずだ。

そして今回は糸山政経塾新春ディスカッションと題し、塾生全員に今年の夢、今年の会社売上目標、経営者としての会社に対する責任感等ざっくばらんに語ってもらった。
塾生の本音はとても興味深い、まさしく日本経済の縮図のなのだ。「高成長業種・構造不況業種」「大企業・中小企業」「首都圏・地方・全国展開」「野心・堅守」「投資・撤退」それぞれが厳しい日本経済と格闘しながら、明るく大きい夢も忘れていない。糸山政経塾塾生が強く逞しくなっていく様は日本再生を十分予感させるものだった。

その後の塾生情報交換会では、まだ交流の浅い塾生同士でテーブルについてもらった。新しい情報の吸収ほど刺激的なものはない、先ほどの新春ディスカッションを引き継ぐ盛り上がりを見せたのである。

次回、第十一講義のゲスト講師は現在交渉中、第十二講義は自民党元幹事長 古賀誠氏を迎えて開催の予定である。


2004年1月19日 ザ・イトヤマタワーにて


新生『糸山政経塾』についてのお問合せ先

糸山政経塾
東京都港区三田3-7-18 ザ・イトヤマタワー12階
TEL : 03-5765-6101


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